漫画版舞-乙HiME 第30話感想

ムシャクシャしてやった。もっと真面目に作ればよかった。今は反省していない。
ワルゲイのステキスマイルの数々に
魅了されずにはいられない第30話。


今回登場する少なくない人数のキャラ全てに
敵味方の区別無く見せ場が存在するのは何気に凄い。


…シルエットのまま完全スルー状態のフミさん以外はね(´・ω・`)



●自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪
わー、真マシロ姫ちょうまっくろ。
鳥燃やしたり、メイド大量に虐殺したり。
真白というよりは魔黒とか
そっち方面の当て字の方が遙かに似合ってるよ。
静かな佇まいでありながらも秘めた狂気が漂う、
その風格は正に悪のカリスマ。



●すーぱーえっち
彼女の名前がカタカナ表記でなく
「真白」と漢字表記である点も
地味ながらも注目すべきポイント。
漫画版ではジパングがヴィント領、
という設定がここで活きている。と思います。


マシロくんと真白姫、
呼称する際に区別しやすくする意図も勿論あるでしょうけど。


つーか真白姫関係の伏線が載ってるのって殆どsuperHじゃん…
これはsuperHを単行本に収録しないと
流石にマズくないすか秋田書店さん?



●王家の持つ魔力こそがヴィント支配の理由
一騎当千のオトメシステムが一般化されている以上、
彼女が強大な力を持っているとしても
恐怖で世界を支配できるほどの驚異になるとはあまり思えません。
それだけその魔力とやらが凄まじいのだろうか?


真白姫暗殺騒動は
「偉大なる太古の魂を呼び寄せる」
ための自作自演とのこと。
案の定、自分の妄想はまたしても外れましたw
でもミコトの腕や真白デスボールの紋様が
HiMEのマークと同じデザインなので
真白の魔力=HiME という予想は
結構いいセンいってると思うんだけどなー。


でも「太古の魂」はフミさん、これはガチ(だといいな)。
フミさんが今回完全放置状態なのは
完全起動の鍵がアルタイの血であるからに違いない(といいな)。



●せるげいは本当にへいわしゅぎしゃです
みんな絶対ウソだといいますが
ほんとうのことなのでこれはしかたのないことなのです。


セルゲイの目的は真白姫の恐怖政治からくる世界平和。
真白姫復活がよほど嬉しいのか、
そのハジケっぷりはまさに狂信者。
超表情が活き活きしてますね。


今週の最萌えはセルゲイ。
これは譲れない。



●ミコトの「本当の」ご主人様
今回「本当の」という言葉を強調している上に
自分の主人が真白だとは一言も口にしていない。
ミコトの主人は真白姫、という予想が
今後覆される可能性も充分にあるかも。


候補としては未だ姿を見せない舞衣が怪しいかな。
つーかそろそろ出てこないと出番なくなっちゃうよ舞TaKEさん。



●はだかマント
上も下もひん剥かれようが、
依然鉄壁を誇るマシロくん乳首ガード。
裸の思い人に上着を掛けてあげるなんてベタベタなシチュだけど、
ここは男が男にしてあげている事がポイント。


マシロくん弱気モードの口癖、
「どーせ」という台詞を受けて
真白姫の恐怖政治を否定する構成は巧い。
直後の「お前は何を言っているんだ」
と言っているかの如き
真白姫のムシケラを見つめる様な表情もまた堪らないっす。



●ナギさまー!
ナギ大公、マシロくんの盾になる。
これは普通に致命傷です。


しかしナギ大公、漢を見せた!
ナギはマシロくんにガチで惚れてしまったんだなあ。
近い内にニナのマックスハート化があると仮定しても、
ナギの退場に喰われてしまわないか凄く心配。
それ位今回のナギは漢だった。


例え彼がホモだとしても。



●ニナ厨のあがき
ニナの告白が今回も寸止めだったのも、
マシロくんと認証のキスシーンが未だに無いのも、
全てはニナマックスハート化への伏線だって俺は信じてるから!
信じてるから!