SHUFFLE! 第23話「赤と青マジいらない子」


あー原作のアレ確定っぽい…


楓の件といい、病んだ顔の作画上手ぇなー。
しかし最終回の前振りとはいえイマイチ盛り上がりに欠けますねぇ。
有る程度膨らませてあるとはいえ原作通りの展開になりそうなのも…


時雨亜麻は改造人間である!
 耳が長い=人外のステータスって、確立させたのはロードス島でしたっけ?
確かに視覚的に分かりやすい要素だけど、ちょっと安直だよなー、と今更。
 亜沙にとって、母が「この世で一番尊敬できる人」であるのと同様
亜麻にとっての夫も「この世で一番尊敬できる人」であると強調。
似た者親子と言いますか、尊敬する人に対する恩義を忘れないのは母子同様と言いますか、
この亜麻の台詞によって、亜沙が魔法を使わない件に関する説得力がより増している…のかなぁ。
 亜麻→夫は殆ど原作で触れられていませんでしたし、この辺はナイスアレンジだと思いますよ?


●「看護婦さん、カッター貸して!」
 こりゃまた分かりやすい原作エンドフラグ。
楓の件といい、結末に至るまでの過程はなかなかいいアレンジだと思うのに
どうして肝心の結末は原作からそのまま持ってくるんだろうなー。
今回だって、より亜沙に好感度持てそうな方向に持って行く事だって
無理では無いと思うんですねどねぇ。


●意固地
 かつての母への仕打ちから、自らが人間である事に固執する亜沙。
 まぁ心情は理解できなくもないんですけど、ハッキリ言ってしまえば
周囲への迷惑を顧みずに自らの命と秤にかける程のものじゃない。
魔法を使って健康になる、魔法を使わず事有る毎に倒れる。
どちらが亜麻にとっていい結果をもたらすのか、火を見るより明らかだし
亜沙のワガママが亜麻を悲しませたくないという気持ちから来ているならなおさら。
ここは本当にアニメスタッフのアレンジで何とかフォローして欲しかった所。


 提供のボトルシップの完成は登場人物の船出とかけてるんだろうなー
と思って観てたら、最後の唐突なプリムラ絵に吹いた