エウレカセブン 第35話「モラトリアム云々ってスタッフの自虐?」


空中戦のカメラワークすげー。


すいません、今回も文句ばっかりです


●決死の襲撃
 前回の前振りではそういう事だった筈なのに、実際はほぼ無傷で作戦成功。
ジャミングや発電所を襲撃したことによる防衛機能停止
という作戦があった結果とはいえ、首都の警備が御粗末すぎで正直萎え。
 ノルブの奪還が目的で、首都そのものを攻撃する事が念頭に無いとはいえ
市街地での戦闘による被害者は確実に出ている筈。
グロ描写を好むこの番組が、ゲッコーステイトによる今回の襲撃で
殆どグロ描写をしなかったというのも、主人公側偏重の演出で癪に障った。
 カメラワークや板野サーカス、夕日をバックにした戦闘の演出は素晴らしい。


●迷うエウレカ
 これがレントンエウレカが精神的に成長した描写だというのは分かってるつもり。
でも、こういう描写は出撃前にやっておくものじゃないのかなぁ。
戦場のど真ん中で迷いまくった挙句、戦闘を放棄するってのは褒められる行為じゃないだろう。


●兄と弟
 デューイとホランドの関係が、この物語における対立の構図をそのまま体現していた。
自らの優位性を誇示するデューイに対して、ホランドエウレカレントンという存在を
示すことでカウンターパンチを喰らわせる訳だけど、
それ以外のことに関しては結局何も反論できていないのがちょっと残念。