仮面ライダー響鬼 第44話「ザンキさんのケツ」


仕事とはいえこの寒中に全裸とは…


今週も見事な仮面ライダー斬鬼でございました。
返魂の術といい式神といい、ちょっとオカルトじみてきた?


●立ち上がれトドロキ
 自分の無様な姿を見せたくない、甘えたくないと言い日菜佳を突き放すトド。
好きな人の前ではカッコつけたい、いい所を見せたいという感情は生生しくて好感度大。
でも39話で一人立ちした訳だから、ここでまたザンキに弟子入りという流れはどうなんだろう。
自力で這い上がらせれば、トドロキの成長がより強調できていいと思うんですけどねえ。


●今週の明日夢パート
 明日夢とあきらの対面にもっちー一人という席の配置は正直どうよ?
 やさぐれる京介、窃盗の末陰陽環を悪用。
明日夢パートはもはや明日夢ではなく、
京介の成長を念頭に置いて描写している様な印象を受けます。
京介がどの様な結末を迎えるかは見ものですけど、
明日夢の存在意義が薄れているのもそれはそれで問題な気がする。


仮面ライダー斬鬼
 ギターの音撃はやっぱり一番カッコイイね。ザンキさんの声も激シヴ。
変身における雷撃を攻撃に利用するアクションもナイス。
 前作のキングフォーム・ワイルドカリス程の圧倒的な力は見せていないにせよ、
アームド響鬼という、ヨブコ・コダマ以外には敵無しな圧倒的戦力の存在が、
本当に命を落とすリスクを背負ってまで斬鬼に変身する必要があるんだろうか?
という疑念を払拭できない原因になっている感は否めない。
 裁鬼さん筆頭、関東11人の鬼が会話の端にすら出てこないというのも…