2008年3月終了のアニメ 簡易感想

これも今更だけどやらずに新番組の感想ってのも何か違うと思うしねえ
以前までの感想とかぶる内容もあるだろうけどそんなのは知ったことか


バンブー、狼と香辛料、truetears、蔵、ドラゴンゾ、ARIA



バンブーブレード
アニメオリジナルエピソードに突入してからは
うさんくせー外人キャラとかやりすぎな位のブレイバーとか
それまでの原作回と違和感があったのは否定できないけど、
それでも原作もまだタッチしていない根っこの部分にまで踏み込んでおきながら
破綻する事なく作品のテーマを描き切ったのは素直にすげーと思う
さとりんが要らない子を脱した回は不覚にも涙腺緩んだよ
最終話のコジキリ描写もとってもおいしゅうございました
最後のタイトルロゴが原作バージョンになったのは
原作に作品をお返しします、
というアニメスタッフからのメッセージだという解釈を見た時は目から鱗だった
ともかく、映像化に恵まれたいい作品だったんじゃないかと思う



狼と香辛料
要は男が商売で失敗してそれを肴にイチャイチャするバカップルモノ
と認識できりゃあとは至極シンプルですよねこの作品
いかに相手から自分の望む表情や言葉を引き出せるか、という
素直じゃないロレンスとホロのやりとりはいつ見てもニヤニヤできる実にいいものでした



true tears
愛ちゃんがちょっと出番の多い脇役程度のポジションでしかなかったのは本当にがっかりした
公式ではメインヒロインの一角みたいな扱いされてたのにちくしょう…
まあ最終的には愛ちゃんはおろかメインヒロインだった筈の乃絵ですら
慎一郎と比呂美の恋の障害には成り得なかった訳だからそこまでの活躍を愛ちゃんに求めるのは酷なのかもな…
というか作中最大のハードルがメインヒロインとの三角関係でもなんでもなく
母ちゃんの嫉妬と冗談ってどうなのよ?と思わんでもなかったんだけどね


女の間をフラフラする正直こいつどうよ、的な主人公とおはなしが多い中
いい加減な告白から付き合い始めた乃絵との関係にもちゃんとけじめをつけた慎一郎は
まあよくやった方なんじゃないかと、
正直見ててかなりハラハラしたし
別れのシーンでアブラムシ歌いだした時はそんな場面じゃないのに思わず噴出してしまったけどw


ギャルゲギャルゲしたつくりのアニメが多い昨今、
(乃絵のキャラ造詣や舞台設定はそうとも言い切れないけど)
このアニメの様に昼ドラチックな構成のアニメは物珍しさも手伝って新鮮な気持ちで楽しめた



ドラゴノーツ
メインライターが変わろうが、最後まで「トアが好きだ」「真実が知りたいんだ」「トアー!」
以外台詞を貰えず活躍もまるでできなかった主人公の扱いに泣いた
ホモがきれいなホモになった回はいい意味でもいつもの意味でも涙あり笑いありで本当に楽しめたんだけど
それ以外はごくごく普通のよくある話になっちゃって正直物足りなかったな
これなら前川先生続投でも大差なかった、というかそっちの方がむしろ見たかったかも、という感じ



CLANNAD
最終回まとめ:岡崎の人生はまだ始まったばかりだ!京アニの次回作にご期待下さい!



ARIA
アリシアさんの結婚は正直どうでもいいや、って感じ
何で原作最終回であんなに騒がれたのか全く理解できんわ
ともかく、ああ、終わっちゃったな、
という感想以外全く思い浮かばない、見事なまでの最終回だった
やだやだもうアリア社長が見られないなんてやだやだ!