週刊少年ジャンプ 第30号

ブリーチ、ナルト、ワンピ、ネウロ、もて王、とらぶる、こち亀村雨くん、べしゃり(終)




BLEACH
ひゃっほううううううううううう(歓喜の叫び)!
ぼくらのかませ犬・ヒツガヤ隊長が遂に帰ってきたよー!!!


ヘタレじゃないヒツガヤ隊長なんて
喩えるならば
ロリコンじゃないシャア、
ホモじゃないグエン郷、
電波じゃないラクス教
くらいに違和感バリバリでしたからね、
やっぱりヒツガヤ隊長はこうでなくっちゃあ!


是非とも今後変わる事なくこっちの方面で頑張ってくださいヒツガヤ隊長!
僕はパワーアップして十刃を圧倒するヒツガヤ隊長なんて絵は見たくありませんからね!




NARUTO
カカシの修行って多分アレですよね、
前イタチがカカシに使っていた瞳術
(幻術世界で数日間ぶっ通しで刀で刺され続けたけど
現実世界では一瞬の出来事に過ぎなかったアレ)の応用。
つまりはナルト版「精神と時の部屋」ですよね。多分。


しかし二尾の人からあふれ出すかませ犬オーラは異常だ。




●ワンピース
前回も多少思った事なんですが、
サンジによる「神が食物を作り〜」云々の
「この技はこれだけ凄いんだぜ!」的なくだりは
技を発する本人よりも
技を喰らう相手に言わせた方が効果的だと思うんですがねぇ。
いくら技と料理に絡んだ台詞とはいえ
あんまり自画自賛されてもちょっとなぁ…
まあこの辺は個人の好みによるんでしょうけど。


ゾロとカクのバトルに関しては次回待ち。
今の所カクの「剣術使い設定」が全く活かされていない点が気になりますが、さて。




魔人探偵脳噛ネウロ
ありゃ、教授案外いい人だったんですね。
電子ドラックを見せた人間に多少なりとも罪悪感を抱いているみたいですし、
武器の大量密輸に関してこりゃやべーよと危機感も持っている。
所詮「案外」どまりのレベルではあるんですけど。
コンピュータ上にもう一人の自分を構築して電子ドラッグを作ったのは
何か犯罪集のバリバリ漂うヤバ気な目的のためだとばかり思っていたため
この「教授って実はちょっぴり良心ある人だよ描写」には意表を付かれました。
あくまでも今回の犯人は「教授」ではなく「電人HAL」なのだ、
という意図の下での構成かなこれは。




太臓もて王サーガ
こんなにもて王の掲載位置が高いなんて嘘だッ!



・「ロボット対サイボーグってカッコよくないですか?」「別に」
犬井変身体がカッコいいか否かはさて置いてだな、
会長…じゃなくて矢射子さんや、ちょっとそこに正座しなさい。



武装セイバー
の元ネタは当然の如く
仮面ライダー響鬼の「装甲声刃」な訳ですが
(ネーミングそのものは読み切り時代からの流用)
仮面ライダーは通常1年で放送が終了するのがお約束。
響鬼も最終回からそろそろ半年が経とうとしています。


「旬」の時期が極めて限られるネタを
メインキャラのメイン設定に組み込んじゃって大丈夫なんだろうか、
武装セイバー・響鬼ネタなんて今更出されても
もうとっくに時季ハズレだけどどうすんのコレ?
と思っていた所にコレ。

そう来たか!w
同じライダー繋がりで響鬼とカブトが夢のシンクロ!
装甲響鬼とマスクドフォームの装甲散弾を
絡めて一つのネタにするなんて!
いやしかし巧いね、盛大に笑わせて頂きましたw




ToLOVEる
しかしワレメに陰毛とは…
矢吹先生マジチャレンジャー。


でも今回のとらぶるには圧倒的にザスティンさん分が足りてないな。
物足りない、物足りないぞ。




こち亀
DSのソロバンゲー、結構着眼点としては悪く無い気がします。
ゲームとして面白くなる様な工夫があれば実際結構ウケると思う。
少なくともヒカルの碁の二番煎じにもなっていないあの漫画に比べれば。




謎の村雨くん
「パソコンに保存されたドスケベ画像の数々を消去するまでは死んでたまるか」


まさにこの世の真理。


大抵個人用のパソコンなんてのは
その人間の欲望とリビドーとオナニーの権化みたいなもんですしね、
とてもフォルダの最下層なんて人様に見せられたもんじゃないですよ
(…自分のパソコンだけですかねコレひょっとして)。


然るにデスノに出てきた、
ほら、
エルが死んだ時の
一定時間パソコン動かさないとデータが消失しちゃうアレ、
商品化すれば間違いなく売れると思うんですけど
どっかが出してないんですかねこういうソフト。




べしゃり暮らし(最終回)
初めてべしゃりに触れるのが最終回ってのもちとアレですが。


やはり「漫才」という題材が難しかったんじゃないかな。
漫才特有の空気とライブ感を紙面で再現するには
相当の技量が必要になるでしょう。
森田先生が実力派のベテラン作家である事は疑う余地も有りませんが、
それでも面白いと感じられる「漫画の漫才」は少なかった様に思う。


とはいえ、
人間ドラマを中心にしたつくりはややインパクトには欠けていたものの、
通して読めばなかなか面白い内容ではあったと思うのですが、
やはり現在の「少年誌」向けの作品ではなかった、という事でしょうか。
木多センセも某誌でコメントしてましたけど
あからさまに他の漫画とは空気が違ってたもんなあ。


で、最終回は夏の赤マルに掲載とのこと。
打ち切りエンド→増刊で完結の先例、マキバオー武装錬金
週刊誌で一応区切りのついた終わり方をしていましたが
コレは完全に増刊を読まないと区切りのつかない内容ですねぇ。