ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU 第26話

ドリル、それは漢のロマン!
ラクルドリルを引っ提げて、
大地魔竜・そしてバルキング堂々の登場!
この灼熱の重巨人ダサカッコよすぎ
この大地魔竜とバルキング、
ラクルドリルはドラゴンカッターを跡形もなく粉砕するわ、
バルキングはガイキングとノーザロボの2機が束になっても手も足も出ない凶悪さだわで、
「試作機は正式採用機よりも高スペック」
というロボットアニメの法則に忠実に従っていて、
とにかく強い、圧倒的に強い!


ドボルザークの「新世界」も恐ろしい位ガッチリとハマって
この2機の圧倒的強さ・おどろおどろしさが効果的に演出されていたし、
特に、
第四章にBGMが変更→地を裂き大地魔竜登場 から
パーツ射出→バルキング合体→エンドレスバーン
一連の流れはBGMの使い方もあって、もう燃えに燃えましたよ!
これだよ、こういう燃える展開を待っていたんですよ!



大地魔竜・バルキングの強さは勿論、
ノーザもダイ大のハドラーを彷彿とさせる心境の変化を見せているし、
叩き上げの軍人という経歴から来るコンプレックスが
サスページの行動に大きな影響を及ぼしている事も
彼とノーザとのやりとりで判明した。
ノーザの気遣いを皮肉と取ってしまう辺りは実に彼らしいのだけれど。
更にプロイストとガリスの因縁も仄めかされたし、
敵キャラ勢の魅力も格段に深まってきて、俄然面白くなってきました。
こういう作品に魅力のある悪役はやはり必要不可欠な存在ですな。


ノーザのカミングアウトはちと狙いすぎだとは思うけどさw



欲を言えばもうちょっとバンク以外の絵が動いて欲しかったなー、
とは思うのですがそれは贅沢過ぎるというもんでしょう。
プロイストとの対峙を「お茶会」と称する妙にセンスのあるディック、
大地魔竜を目にしてこれまでになく動揺するガリス、
番組開始当初に多く見られた、ガイキングのギミックを活かした頭を使った戦闘の復活
(フェイスオープンの熱を攻撃ではなく防御に利用した事)、 等々
細かい所も一つ一つ光っていて、
今回は文句無しに面白かった!