舞-乙HiME 第16話


新OPかっちょえー(でもサビは微妙ー)


永かった、ようやくシリアスパートへ突入!
前作の鬱々としたシリアスバトル(肝心のバトル描写は悉くカットされたけど)
が好きで視聴を始めた人間としては、ようやく期待が実った感じです。


前回までは少女(アリカマシロ)が初めて恋を知りそれに破れ
失恋をバネに成長するという恋愛+成長描写が中心で、
それはそれで面白かったのですが
もうちょっと配分を考えて(程良くバトルを入れるとか)
進行して欲しかったなぁという気は無きにしもあらず。




●クリスタルエナジー
マイスターの正装からマイスターローブへ、崖下はスレイブの大軍!
曲とのシンクロも相まって大いに燃える、戦いは数だよ兄貴!


でも舞衣のクリムゾンスマッシュとかアリカの突貫で
ムシケラの如く大量に殺されてる所を見ると
倒しても倒しても湧いて出る敵の前にやがて力尽き、
最後は無残に蹂躙され果てるマイスターオトメ
とかそういう絵は見れないんだろうなーチクショウ。


漆黒の金剛石のニナ。
チャイナとスリットがそそる。でも相変わらず胸は無いね( ´∀`)
前OPのシルエットはニナとか予想してたんですけどどうやら大ハズレの模様。
でもそうするとシルエットのオトメは誰じゃろ?
ミコト、フミさん位しか旧キャラに候補が居ない様な。新キャラだろうか?


オトメ・アスワド連合VSアルタイ・シュヴァルツ。
ちょっと構図が単純すぎるのは残念。

マイスターオトメ1人>(超えられない壁)>スレイブ数十体
なOP映像からだと、ナギ大公が夢敗れる結末しか眼に浮かびません。
あと他の面子を見るにおそらく五柱なんでしょうが、
電童2のベガ(サラ)がそのまんまの格好で登場したのに吹いた。
トモエはまぁ予定調和ですかね。
しかしほぼ孤立無援でアルタイに付くニナ(´・ω・) カワイソス



本編
●黒い手紙
コーラルオトメにシュヴァルツの一員が。
成績優秀でほぼパールへの進級が確定している人間は
命を落とすリスクを負わせて使い捨てにスレイブを召還させるよりも
そのまま各国のオトメとして潜入・工作させた方が
アルタイやシュヴァルツにとって益になると思うから
成績下位で進級の望みの薄い人間に白羽の矢が立つのではなかろうか。

加えて、今まで出番がそれなりにあって
視聴者が名前を覚えているキャラでないとサプライズは得られないから


本命:エロス(今週尤もピックアップされた、意外性抜群、新OPにおらず)
対抗:トモエ(OPで黒化ほぼ確定、現行でも素行がヤバい、流石寝返りはラクスのお家芸だな!)
次点:イリーナ(脇役コーラルでエロスの次に存在感有)
穴場:こやまきみこ(ぇ)


辺りが妥当な所かなぁ。
追記:個人的にはエルスティン以外無いと思う。
アリカとの「何故科学を皆に普及させないのか?」
という遣り取りは意味深すぎし、シュヴァルツの目的とも合致しているから。



●トモエの悪行が白日の下に晒される!
つーかさ、チエさんそこまで知ってるなら教師にチクんないと駄目でしょ。
いくら実行犯は別に居るとはいえ
一連の事件の首謀者である事実に違いは無いし、
このまま放置してたらトモエ本人の為にもならないだろう。
硫酸ニアイコール羊水襲撃事件で
ヨウコもイリーナもエロスも
犯人はトモエだって事が明確に分かってるんだから
然るべき処分を与えましょうよ。
何故スルーしてるのかさっぱり理解できません。



●アスワド動く
何故敵対する事が分かりきっていながらナギはアスワドを挑発したのか?
邪魔者を早めに消そう、という意図でもあるのだろうか。
一時は組んでいたシュヴァルツとの離反の経緯やら、
黒き谷やらヨウコとの関連やら、アスワド関連はまだまだ謎だらけ。



●フミさん、そんな変わり果てたお姿に…・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
ただの機械なのか、
フミさんの思考データがコピーしてあるのか、
内部にはフミさんがいらっしゃるのか、
はたまたフミさんの脳だけ鎮座されていらっしゃるのか。


ジェム精製システムの一端が明らかになりましたが、
退学したミーヤのGEMを羊水で溶かして再結晶化する
というプロセスを踏まなければならないのは、GEMは装着時点で
その装着者専用にフォーマットされる様なシステムなのだろうか?
ただGEMを使いまわすんじゃあ駄目なのかな。


何故ナノマシンを一般に普及させないのか?
というアリカの疑問に関しては
GEMの出産云々の台詞にその理由がかかっていそう
(=生産できるナノマシン調整機の数が限られている)



●星が奏でるものがたり
アリカとニナ(とマシロ)で異なるパートの詩を知っている、
というのも何らかの伏線なのでしょうが
個人的興味はそちらよりもニナの回想へ。


ただストリートチルドレンを拾っただけ、
という関係ではなさそうなウォン親子。
ニナがゲイに対して銃口を向けている絵はビックリですが、
暗殺先の子供を養子にした、とかそんな所だろうか。
MONSTERでもそういう話がありましたけど。



●スレイブ襲撃
セルゲイの元から去り、顔も知らない「おじさま」に縋るアリンコがカワイス。
走り去る複雑な表情は、まだまだセルゲイを吹っ切れてはいない様子。


風華宮のオブジェがレーザー砲というのもびっくらこいた。
マシロの花よりはいくらか絵心があると思ったのは内緒。
着弾地点が駅なのは、交通を遮断させてヴィントを孤立させようという目的か。
量産型ヤタガラスモドキの群れがカッコイイ。量産機燃え。