漫画版舞-乙HiME 第17話「革命戦士JA○RAC」


まさか某著作権協会ネタを作中で堂々と使うとは!

今回も濃い内容でしたが、ちょっとそれが逆効果になってきてないか?
ミユ自爆未遂、アリカ覚醒、ミドリちゃん復活でそれぞれ1話ずつ作れますよ。詰め込みすぎな上、展開が急スピードで余韻を楽しむ暇が無い という感じになってる気がします
それでも面白いんですけどね。


ザクとは違うのだよザクとは!
使い手がヒゲ生えてるっぽかったり、ヒートロッドから電撃出したり、まんまランバラルとグフだこいつらー
ミユがあっさり負けたのは、機械だから過剰な電気に耐性があまり無い、とかそういう原因かな?


●自己犠牲呪文
ミユのメモリーにいるアリッサの背景は風華学園の教会ですね。ミユは前作(その媒体がアニメが漫画かは分かりませんが)のミユと同一の存在、で もう疑う余地無し。
自分は姉の代替物に過ぎないと思っていたミユと、それを否定するアリッサの関係は見ていて和む。自分が一番信頼する相手の為にその身を犠牲にするというのは、散々使い古された展開ではありますがやっぱり好きだ。



●アリカ蒼天ローブ装備
マシロくんとニナの心の交流を数週に渡って描いた後、最後に蒼天ローブを装着したニナの場合と違っていささか性急過ぎたというか、タメが少なすぎて勿体無かった感じ。今回のマシロくんなんて完全におまけというか蚊帳の外でしたし。
モノクロだからイマイチ判断つきませんけど、アリカの髪が金色の様に見えますが、丁度アニメのミユ視点でもアリカの髪が黄金色に輝いていたから何か関連有り?それともただのスーパーサイヤ人演出?
「あれが蒼天の青玉の真の姿?」と驚くニナの姿が、『主人公専用の装備を上手く扱えなかった脇役の横で、主人公がこれでもかとその武器をこれみよがしに振るう光景』とデジャヴ。大丈夫だ、アリカはまだマシロくんが男って知らないからアドバンテージはまだある!


●ラドとアリカ
1.ラドは死んだと思っていたアリカの弟のサイボーグ
2.ラドは虐殺で全滅した村でアリカに近しかった人のサイボーグ
3.アリカの村はシュバルツの本拠地だった為襲撃を受けた、ラドもその村とアリカを知っていた

辺りが妥当な関係かなぁ。『アリカとマシロくん姉弟』説を支持してる自分としては、1.は否定したいのが心情ですが。


●『生命の美しさ・儚さを謳った一大叙情詩』
うわー漫画のシュバルツってすげーバカな組織だ(これ以上無い褒め言葉)
ガル様分はやたらと薄かったですけど、最初のフォー!ってガル様の台詞ですよね。あんたはHGか。マイスターのお超夫人と互角に戦ってるし、パールに負けたルーメンとは偉い差だ!強いぞガル様
そして今週の見所を全て攫って行ったじゅうななさい・ミドリちゃん復活劇。パスコードがJA○RACのナンバーってありえねーw16話での非道テロリストな前情報がアテにならない位前作同様の正義の使者ですねえ。これがただの確信犯で終わるのか、ウラがあってシュバルツは本当に正義の組織だった、というオチが来るのかは期待の出来るところ。


●アニメバレ
「は、裸を見られたからって、馴れ馴れしくしないからね!」
これなんてツンデレ?前作での楯と舞衣の関係が些か性急すぎた反省か、今回はきっちり順序立ててセルゲイとアリカのフラグ立てる様ですな。とはいっても真の目的はアリカの恋愛感情の芽生えより、嫉妬に狂ったニナとアリカの対決フラグな気がする。漫画版での二人のいい友達関係が好きな自分としては、あんまり二人の殺伐とした関係は望む所じゃないっす