週刊少年ジャンプ 第25号感想

アイシールド、エムゼロ、リボーン、ネウロ、もて王


今更ですが、激しく今更ですが、ジャンプの感想でサボった分の感想をひとまず。
当時断片的にメモったモノをサルベージ+肉付けした様な感じになります。それでも大した内容じゃないのは相変わらずですが。


アイシールド21
阿含と雲水、そのバックボーンを語るおはなし。
才能の壁を越えられず、弟を自らのプレーで最強にする事を選択した兄、過剰なまでの才能至上主義はその兄の願いに報いるためのものである、という可能性もおおいに出てきた弟。と、双子のキャラクターがグッと深まった今回。この描写が今回限りのものにならずに、先に活きてくる様であればなおよしなのですが、さてさて。
しかし「凡才の悲哀」を扱う時は総じていいエピソードになるねえこの漫画。


エム×ゼロ
マンドラゴラをすりつぶすおはなし。

という訳でマンドラゴラの萌え擬人化ですよ。
命名すると(せんでよい)「マンドラ子」とかその辺になりますか?しかしマンドラゴラとはマニアックかついい所に目を付けましたね叶センセ!こうもストレートに萌擬人化されると却って意表を付かれて新鮮な感じです!なまじ原型が人型を取っているだけに創作意欲が掻き立てられにくいであろうモチーフを、こうもたやすく萌え擬人化してしまうとは、
さすがは実力派作家!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれ

ぎゃああああああああああああああああああああああああqwせdrftgひゅじこlp;@:「」
叶先生!あんた鬼だよ!


家庭教師ヒットマンREBORN!
20年後のランボ登場が登場して次回に続くおはなし。
…って、アリなんですかコレ?
これが許されるなら、味方メンバー全員に10年バズーカかまして未来の自分に戦って貰う、という一見反則なプレーもこの試合ではルール違反にはならないって事になりません?今回は年を取る対象が「少年」にすらなっていない幼児だから、コレは当然許される行為であるとしても、主人公の成長がなくてはならない少年漫画で、主人公ら主要メンバーが未来の自分に代わりに戦ってもらうというのは流石に他人本位が過ぎてアウトでしょう。
となると、今後の見所は「どうやって10年バズーカを(物語で)封じるのか」。
劇場版ドラえもんの四次元ポケットよろしく、超がつくほどの便利アイテムは使用を封じられてしまうのがお約束というものですが、天野先生は10年バズーカ封じにどの様な理由を用意してくれるのでしょうか。


魔人探偵脳噛ネウロ
試験勉強に四苦八苦する弥子、というおはなし。靴をなめ回す程度で単位がパスするなら、僕は喜んで人間の尊厳を捨てると思いますけどね。
それはそれとして、弥子とあかねちゃんの「越えられないカベ」を、漫画の心境描写なんかでよく使われる白い奴、ウニフラ、って言うんですか?アレで表現している所は地味ながら松井先生のセンスを感じる。


太臓もて王サーガ
巧海と矢射子会長のフュージョン・後編。
これがただのラブコメで起きたエピソードならば、シナリオ上では融合した二人の仲が急接近!なんて扱いを受けるんでしょうけど、そこは「もて王」、そんな事態には微塵も発展しませんでしたとさwというか、大先生がこういうシチュエーションに持ち込んだ理由は、色恋沙汰とかは全く関係なしに、十中八九ただ単にディアボロネタと吉良親子の風呂ネタがやりたかっただけだと思うな。